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故郷指宿で田舎暮らし

自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら      田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話

主の思い 

今日は月一回の神社の掃除日になっており、家内はオクラ千切りを
中断しホウキを持って出かけました。
小さな神社を集落の有志で守り数十年になりますが、高齢化が進み
参加できる方も少なくなりました。

私は畑仕事を済ませ、雨で傷んだ残りの”水蜜桃”を処分するため
ハシゴに乗ったのは良かったのですが、雨の後で滴に濡れてしまい
ぴしょびしょでした。
水蜜桃
袋をかけなかった桃だけは、水分を多く含んで腐ったり、鳥さんに
突かれて9割は埋めました。
日持ちが悪く保存が効かないので、近所へお裾分けしたり、残りは
近くに住む孫に上げたいと思います。
芋がらの花
長く生活していても気づかないのか、”芋がら”の白い花を初めて
見たような気がします。
”芋がら”は、一般的には里芋の茎を干した保存食として知られて
いますが、田舎では里芋と区別され茎を煮物や味噌汁の具にして
食べています。
皆様には余り馴染みのない野菜かも知れませんね、里芋の葉に
似ており、包丁で切るとスポンジのような沢山の空洞があります。
ねむの木
空き家になった隣の家の片隅にある”ねむの木”は梅雨を待って
いたかのように、淡紅色の花が咲き始めました。
住人から生存中に教えて貰った事があり、夜になると小さい葉が
合わさって垂れ下がり、その様子があたかも木が眠ってるように
見えるので”ネムノ木”の名が付いたと聞きました。

人が世を去っても、主の思いを継ぐかのように存在を示す様には
奥深さと物悲しさを感じています。
 花と生活
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