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故郷指宿で田舎暮らし

自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら      田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話

花の一生 

近頃は朝の畑仕事が済むと、庭の枯れ葉を集めて燃やし
芝生や花木などに水やりしてから新聞を読む日々が続く
マンネリした生活になっています。

それにやる事も少なくなり、時間を潰すのも難儀になって
家の周りをうろつく回数も増えてきました。
三日も同じ所で、うろうろしていたら、通りすがりの近所の
人に「何してんの」と声をかけられ、花の観察と言えずに
野草探しと応えました。

本当は隣家の”酔芙蓉”の花数が増えてきたので、蕾の
状態から終焉までを写真に撮る事にしたのです。
元々、南国の花は、花弁の大きいのも特徴で、それに
花芯も綺麗なので、これまで何度となく掲載してきました。
酔芙蓉の蕾
中国では”芙蓉”の事を”蓮の花”と呼び、水中に咲くのを
水芙蓉、木に咲く物を木芙蓉と呼んでるようです。
開花する二日前の蕾の様子ですが、甘味の好きな私には
和菓子に見えました。
酔芙蓉
朝9時過ぎには、直径が12㌢~13㌢くらいの純白の花が
咲いていました。
何とも言えない可憐さがあり、八重の花弁には色気を感じて
しまいます。
酔芙蓉
”酔芙蓉”と言われる所以ですよね、午後3時頃の花弁は
薄桃色へと変化してきました。
なぜ変化するのかは、私には良くは分からないのですが
植物も紫外線は有害と聞いた事があるので、抗酸化物質の
アントシアニンの影響かも知れません。
酔芙蓉
大きく咲いたのに一日花のはかなさですかね、翌朝には
縮み、終焉を迎えようとしています。

仏教用語に、この世に存在する全ての物は、永久不変な
物などないと言う「諸行無常」の事を想いだしていました。
花と生活
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