故郷指宿で田舎暮らし
自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら 田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話
弥生近し
2014/02/26 Wed. 16:20
category:何でも話
春と間違えるくらいの暖かさが続いて、花粉と汚染物質さえないと
心身とも前向きになれる季節の到来のはずが、思うようにならない
のは人生の常でしょうか。
昨日は果樹へ有機肥料を施してから半月になり、根動きが活発に
なる時季なので化成肥料を追肥したり、芝の草取りをしていたら
根元から新芽が出始め、ついでに液肥を撒いてるとミミズも現れて
田舎は一足早い春を迎えそうです。

沢山付いている”さくらんぼ”の蕾は、日毎に開花が進み薄桃色の
花芯を見られるようになりました。
残念ながら香りはないものの、綺麗さを通り越して、何とも言えない
色っぽさにクラクラきそうです。
若い頃は花より団子の口だったので、桜一輪をまじまじ見る事など
皆無でしたが、口を聞けるのであれば「恥ずかしい、見つめないで」と
言われるくらい眺めています。
植物に無関心だった自分が、何で変わったのかは分かりませんが
歳のせいにするには余りにも単純なので、生まれ持った遺伝子が
動きだしたと周りには言っています。


家内が大事にしている”マーガレット”は、陽当りの良い場所にあり
水やりと液肥をマメに与えてるせいか、鉢から零れんばかりに咲き
誇っています。
菊科の仲間なので、挿し芽で増やすことができると聞いていますが
花の少ない季節の見栄えのするガーデニング花です。
近頃の家内は、何かにつけて花言葉で表現することが多くなって
”紫陽花”は「貴方は冷たい」とか、”菊”の黄色は「わずかな愛」など
意味深な言葉を発します。
前にも書いたマーガレットは「心に秘めた愛」と、理解しがたい訳の
分からない本心は何処にあるのか、聞いてみたい気もありますが
怖いです。


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