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故郷指宿で田舎暮らし

自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら      田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話

街は遠い 

なんて遠いのだろうと思いながら列車に揺られていました、職場を
離れて4年近くになろうとしてますが、サラリーマン時代は毎日の
ように通っていた片道1.2時間の道のりを、当たり前にしか思って
いなかったのに、久し振りの列車は倍くらいに感じました。

単線の2両編成のために待ち合わせ時間があったり、途中から乗る
高校生の甲高い声が耳障りとなった事もあって、長く感じたのかも
知れません。

高校生の時も列車の利用をしており、特に独身時代は淡い出会いを
期待していたものですが、純な性格が邪魔をしてドラマのようには
なりませんでした。
そんな昔・昔の時代を想いだして、あの時に声を掛けてたらどんな
人生になったのだろうかと妄想してました。

昨夜は2度目の忘年会のために鹿児島市へ出かけましたが、田舎に
住んでいると、煌びやかな灯りが眩しかったです。

年に会うのは一度くらいしかないので、多分、飲み過ぎると思って
ウコンの力にお世話になってから、昔の行きつけだったおでん屋へ
向かいました。

私より少し若い女将さんと、娘さんが営む小さなお店ながら地魚は
新鮮だし、里芋の煮っ転がしや味噌おでんも美味しくてお客さんを
連れてきても喜ばれていました。

地元の芋焼酎好きは、年中お湯割りを好む人は多く、夏は水割りに
冬はお湯割りにする自分のような飲み方は少ないかも知れません。
昔の焼酎は芋匂さがあり、女性からは敬遠されていたものの、今は
飲み易く酒豪家も珍しくありません。

カウンター席では、若い女性同士がコップにお湯を入れて、焼酎を
注いでましたが、これが地元のスタイルです。
若い頃は、お湯3に焼酎7の割合だったのが、歳をとった私たちは
その逆となり、異口同音に辛いのは飲めなくなったと言ってます。

元々、呑兵衛のせいか時間とともに焼酎の味がなくなり、減るのは
ポットのお湯だけでしたが、それでも飲めば飲むほどに口も滑らか
になり、時間の過ぎるのを忘れて昔話に花が咲いて、周りを見たら
私たちだけが残っていました。

お店に入っ時のおでん鍋には、具が沢山あったのに勘定する祭には
完売状態でした。
翌月のゴルフの約束をして分れましたが、家内に翌日はきついから
遅くならないようにと言われてたのに、呑み助の約束は何処へやら
ほろ酔い気分で、ガラガラ状態の最終列車に揺られていました。

迎の家内に、きつい言葉を投げ掛けられると思っていると楽しくて
なによりでしたと言われ、何かあると思っていたら明日の忘年会の
迎を頼まれました。
花と生活
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