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故郷指宿で田舎暮らし

自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら      田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話

晩秋の頃に 

昨日は今季初めて20度を下まわり、晩秋らしい小雨降る肌寒い一日になり
ましたが、一夜明けた今日は穏やかな日に戻りました。

南国人らしく暑さには滅法強くても、寒さに弱い私は、季節の中で外仕事の
少なくなる冬が大の苦手で、冬眠する熊さんには負けても、コタツに入ると
大仏様となり、掃除する人に邪魔者扱いされます。

一年過ぎるのはあっと言う間ですね、新鮮な出来事との触れ合いが多かった
若かりし頃と違って、脳を刺激するようなドキドキ感が少なくなったせいで
時間を短く感じます。

新しい物事に付いていけない私は、仮装やコスプレ姿で賑わうハロウィンの
映像を観てると、別世界にいるような感覚になります。

現代は損得を優先する時代とも言われていますが、昔みたいに味噌や醤油を
きらせば近所同士で貸し借りをして、助け合っていた昭和の時代を想い出す
のは歳を取った証拠だと思っています。

寒くならないと温泉の有難さを忘れる私は、湯舟に浸かる事はありませんが
急な温度の変化に、昨日の昼過ぎには首まで浸かっていました。
蛇口から落ちる湯温は41度の適温で、湯冷めしにくい食塩泉は体を温めて
20分くらい浸かってたら指はふやけました。

湯上りに、そろそろコタツの準備すればと言うと、早過ぎでしょと断わられ
本でもと思って、過去に何度となく読んだ”蟹工船”に眼を通してると眠気が
襲ってきました。

日頃から遣り慣れない事をすると、脳が反作用を起して、私には体を動かさ
ないと活性する方法はないのかも知れません。
暇潰しに困ってる私を見た家内は、じっとしておれば呆けるし、お腹も空か
ないから、お墓の水を代えてきてと注文がきました。

歩くには手頃の距離なので、線香片手に田舎道を歩いてると、日頃は気にも
しないブーゲンビリアの紫が濃くなっており、急な温度低下に花を守ろうと
する生理作用が働いたと思いました。

何時もと代わらない新鮮味に欠ける一日になりましたが、夕方には2度目の
湯に浸かりながら、明日は何しょうかと考えてました。
花と生活
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