故郷指宿で田舎暮らし
自然豊かな九州南端の指宿で、四季を彩る花々と戯れながら 田舎暮らしをこよなく愛する爺さんの雑話
カンカン照り
2016/07/27 Wed. 15:35
category:何でも話
出場を誇る名門同士の戦いになり、その息詰まる熱戦は1対1が続き、15回でも
決着がつかずに再試合となりました。
前日の準決勝では、200球を投げた投手とは思えない制球力の良さに、テレビの
前から離れられませんでした。
各メディアは県球史に残る名勝負と報じて、再試合でも1点差の緊迫したゲームと
なりましたが、勝利した樟南は全国大会でも活躍してくれそうです。
スポーツは違っても、バスケに明け暮れてた学生時代の若かりし頃は、毎日きつい
練習しても、翌日は普段と変わらずに動けてましたが、還暦を過ぎてからは、腰と
膝に違和感を持つ身となり、たまにはゴルフしたらと勧められても、クラブを振る
と痛みが走ります。
若い時のような動きはできないにしても、歳を取ったからと言って、老け込んでは
おれないし、少しずつでもクラブの埃を落とす為に、自分に合ったスイング改造に
取り組みたいと思っています。
日課になってるオクラ収穫を終えたのは8時前、ブロックに腰を下ろして休憩して
いたら、神社隣に住む知り合いがやって来て、電線に梅枝が閊えてるので、剪定を
頼まれました。
この前、除草剤を撒いた時は、特に影響はないと思ってたのに、梯子と鋸を持って
行くと、梅ではなくて竹一本が触れてるだけでした。
この位は気づいた人が処置くれると有り難いのですが、便利屋の館長に言えば事が
済むと思ってるみたいで、それを愚痴っぽく家内へ話すと、残り半年の辛抱だから
我慢しなさいの一言でした。

梅雨時の多雨量の為に、水が湧いて池になってた観葉植物畑へ行くと、晴れの日が
続いたお陰で水は止まってました。
でも、あちこちに水溜りが残り、蚊になるボウフラが飛び回ってたので、草取りは
乾いてからと思いましたが、ほっとけば更に時間がかかるし、カンカン照りの下で
2時間の葛藤をしてきました。
通りかかりの年配の方に、昔々のここ一帯は大池だったと聞いてるので、地下には
水流が何本も通ってると言ってました。
まだ横道では湧水が流れており、顔や汚れた手袋を洗いましたが、飲み水には適さ
ないにしても、火照った体には氷水に感じました。
我が家の暑い季節の昼飯は、冷やし素麺やザル蕎麦の栄養価の低いメニューが多く
なっています。
たまにはガーリックの利いた米粒を食べたいと切り出したら、昨日は喉が痛くなる
位のキムチ入りの焼き飯でした。
素麺のタレに生姜を入れるのが好きだし、刺身は擦り下ろしの大蒜を付けてますが
褒められてるのか、まだ働けと言われてるのかは知りませんが、隣人からは疲れを
知らない田舎の元気爺さんと呼ばれています。
それに応える訳ではありませんが、オクラ収穫を終えた家内はシャワーを浴びてる
のに、お盆前の恒例になった庭木の剪定をする事にしました。
元々、高所恐怖症の私は、この前の骨折を境に更にそれが強まり、3㍍ある梯子の
上に立つ勇気がなくて手の届く所から片付けました。
洗濯物を干しにきた家内に、庭師を名乗る以上、これ位でどうするのと気合を入れ
られて、おまけに元気印は取り消されるし、何も悪い事してないのに、虫の居所が
悪そうでした。
何やかんやと言われても、夕食には私の好物の地蛸の刺身を出してくれて、それを
肴に黒糖酒の水割りを飲んでいたら、飲む程に酔いが増して、頭を冷やす為に外へ
出ると、年に数回しか見れない夕焼けが広がってました。


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